信州産秋映りんご

信州産秋映りんご

1本1本丁寧に向き合い育てられたりんご

■秋映りんご
■木や実に向き合うりんご作り
■秋映りんご X 浅野屋 ~長野県小諸市 松井農園さんで学ぶ~
■素材を使った新商品

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2024-2025 アップルパイリレー
第2弾のりんごはこれ!🍎🍎


秋映りんごは信州りんご3兄弟の内の1種です。特徴的な深紅色の見た目となっており、長野県内で多く生産されています。
りんごらしい甘みと酸味を持った「つがる」と果汁たっぷりでジュ―シーな「千秋」とのかけ併せから誕生している事からその特徴を引き継いだ程よい甘さと果汁のジューシーさが特徴の品種です。
名前の由来は、「秋に映えるりんご」という思いと願いからついたと言われます。

「りんごづくりは木の一つ一つと向き合う事が大事」
「年間を通して木や実と向き合い、手をかけて農園全員で育てる」
「りんごの木も人間と一緒で木によって性格も顔色が違う。それをみながら育てる事で美味しいりんごができる」
長野県小諸市にある松井農園さんで育てられたりんごは、木や実に向き合い丁寧に作られます。
松井農園さんは、アップルパイリレーの取り組み当初からお世話になっている農園の一つです。

 

人間と同じで木によって顔色や性格が違う。
そのため、剪定から収穫まで一つ一つ丁寧に育てていきます。

■①剪定

冬から春先に行う剪定。
この際、木の顔色や性格を見て考えながら剪定を行います。

①風の通り
②日の当たり
③上記2つを考慮した作業性
この3つに注意して、木の1本1本の成長や木のコンディションに合わせ行います。
この剪定でその年のりんごの出来が変わると言っていいほど一番重要な作業です。

■②花摘み

剪定を行った後、5月中旬にはりんごの花が咲きます。
1本あたりでつける実の量を考え、花を摘みます。
実は花の咲いた時期がとてもとてもデリケートな時期。
他の果物と同様、花が咲いた時期に霜が降りると「凍障害」が発生し実が付きません。
また、何とか実を付けても下記のような障害が発生し、商品にならなくなってしまうこともあります。

■③摘果

花が散って実ができてきたら今度は摘果(間引き)を行います。
摘果(てっか)とは…
鈴なりになるりんごを選定したもの以外採ってしまう事。そうする事で、選定したりんごに栄養が行き、大きく美味しく育ちます。
間引きを行わないとりんごは小ぶりになり、野枝も重くなり、耐えられなくなってしまします。
また、1本の木に付ける実の数も木のコンディションを踏まえて決め、その数まで摘果しません。その年多く実を付け過ぎてしまうと翌年の木の体力が無くなってしまい、実をつけてくれないそうです。

■④葉摘み・玉まわし

実の一つ一つの日当たり調整。
摘果が終わり、実が大きくなってくる頃、日の当たりを調整するため、「葉摘み」を行います。これにより、実に適度な陽の光が当たり、甘味がまし、赤や黄色のりんごには色が付きます。
葉摘みは午後に行う作業。午前に行うと強い陽の光にあたりすぎて実の表面が火傷したようになってしまします。
また、日の光があたらない面が出てくるので、「玉まわし」と言ってりんご1玉ずつ反転させる作業を行います。そうする事で綺麗に色のついたりんごが出来ます。

■⑤収穫前

摘果や葉摘みや玉まわしは、シーズン中日々続きます。
尋ねた際も観光農園で顧客対応しながら見回りを行い、日々の木の状態やりんごの実一つ一つを見ながら目をかけ、育てていました。
日々、木と実と向き合い手をかけるからこそ、色のついた美味しいりんごになるんだなと改めて感じました。

松井さんが言います。
「うちのりんごはどれも美味しいよ!」
働くスタッフの皆さんが笑いながら言います。
「俺たちが毎日みて育ててきたりんごだ!どれも美味しいに決まってるよ!」

周りを見渡すと、美味しそうなりんごと松井農園を訪れた人たちの笑顔が沢山ありました。

【信州産食べごろりんごのアップルパイ(秋映)】


甘味も酸味もしっかりと感じるりんごに、はちみつを使用したダマンドでコクと深みを引き立てます。
りんごのフルーティーさの中に深みを感じる味わいに仕上げたアップルパイ。


 

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