小布施町のりんご ブラムリー

小布施町のりんご ブラムリー

意志を持ったりんごの木 ブラムリー

■イギリス発祥のクッキングアップル「ブラムリー」
■ブラムリー X 浅野屋 ~小布施町ブラムリー農家 荒井さんから学ぶ~
■素材を使った新商品

ブラムリーは1808年よりイギリスで栽培が始まり、特徴的な酸味と熱を加えると溶け崩れる事から、お菓子や料理に使われるクッキングアップルとして親しまれてきました。
イギリスではりんご生産20万トンの45%の9万トンがブラムリーで、一般家庭の庭に1~2本栽培されているポピュラーなりんごです。

小布施町で栽培が始まったのは1991年。
1980年代にりんごの販売量が減り、故郷のりんご農家の衰退に心を痛めた農家の荒井豊(あらいみのる)さんとブラムリーのイギリスでの出会いがきっかけとなり始まりました。

|さわやかな酸味のブラムリー

荒井さんは「この酸味がジャムなどに加工すると美味しいんだよ。」
そう笑って話してくれました。熱を加える事でほろほろと崩れる事が特徴で、ブラムリーと砂糖を一緒に器に入れ、電子レンジであたためて混ぜるだけで美味しいジャムになるとの事でした。
また、小布施のブラムリーは日本の気候によりイギリスのものより一回り大きいので食べる部分が多いそうです。

イギリスでは家庭の庭で栽培出来るほどで、病気にも強く土壌へカルシウムを撒く程度で、手間がかからないそう。
酸っぱいので、鳥も眼中に無く食べない為、鳥よけも袋掛けも必要無いとの事。
見渡すと沢山のブラムリーが実を付けており、木の枝が曲がって地面に着きそうなほど曲がっていました。
生産しやすい「りんご」なのか!と安易に考えていましたが、
「このブラムリーの木は病気にも強く育てやすいのですが、なかなかの曲者で…」と荒井さんが苦笑いうをうかべ話してくださいました。

1 やる気が無い年は実を付けない
気分屋な面があり、採れる年と採れない年の差が激しいく、栽培開始当初は取れ高が安定せず、荒井さんも苦労したそうです。
毎年スタンダードに実を付ける事はせず、休む年は休むという何とも気分屋なりんごの木だそうです。

2 いらない実は自分で落とす
ブラムリーの木は「必要ない」と思う実は未熟でも自分で落としてしまいます。
確かにそういわれて地面を見渡してみると大小様々な実が落ちている不思議な光景でした。本来、間引きなどで人の手によって採られるか、熟されて自然に落ちるものですが、木が見極めて必要ない実は意思をもって落としているそうです。

…長く実を付けられるよう考えている〝意志を持った木 ブラムリー〟
木の寿命は長く、イギリス最古の200年前の原木がまだ残っているそうです。

【小布施りんごのアップルパイ】

りんごのさわやかな酸味を活かした「小布施りんごのアップルパイ」。
ブラムリーの酸味はレモンとは違う、フルーティーで爽やかな酸味が特徴。
それを最大限に活かしたアップルパイです!

POINT

1 小布施りんご(ブラムリー)のフルーティーで爽やかな酸味
ブラムリーにしか出せない酸味と自家製ダマンドの相性が抜群!!
2 自家製のバニラ風味ダマンド
自家製バニラダマンドがブラムリーの酸味を程よく包み込み相乗効果を発揮
3 パイの折り込み油脂発酵バター100%使用
浅野屋こだわりの発酵バターを使用した香りゆたかなパイ生地がこだわりの食材の美味しさを引き立てます。

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