浅野屋からお客さまの食卓へ
「伝える・伝わる」100年企業へ
私たちの使命は「人」と「社会」との繋がりを大切にし、世代を超えて多くの人々から永く愛されるベーカリーブランドとして、「浅野屋」発の新たな食文化を創造しつづけることです。
私たちが発信する価値について深く考えたとき、作り手として伝えたい美味しさや経験がそれぞれにあることに気づきました。「伝える・伝わる」をスローガンに掲げ、作り手から売り手へ、売り手からお客さまへ、お客さまから売り手へ、そして再び作り手へという繋がりを大切にし、お客さまにも社員にも末永く愛されるベーカリーを目指しています。新たな食文化の発信
食事パンの需要は増えつつありますが、米食中心の日本人にはまだ知られていない美味しさや発見があります。それを私たちが提供し、新たな食文化として発信したいと考えています。
第一弾は「信州産ライ麦のミッシュブロート」。ミッシュブロートはライ麦と小麦を50%ずつ使用したライ麦パンです。今回は「食べやすくて美味しいライ麦パン」を目指しました。
なぜ日本人にとってライ麦パンはハードルが高いのか。その原因を考えました。
- 酸味が苦手
- 独特の青臭さが苦手
- 食べ方がわからない
- 料理と合わせるのが難しい
中華料理やハンバーガーが日本に入ってきたとき、日本人向けにアレンジされています。では、ライ麦パンも同様に日本人好みの味や利便性を考えて提供できないか。そこで開発したのが「信州産ライ麦のミッシュブロート」です。
日本人のためのライ麦パン
「信州産ライ麦のミッシュブロート」は、日本人向けのライ麦パンを目指しました。酸味を抑えつつ、サワー種特有のコクとフルーティーな風味を感じられ、香りもライ麦特有の香ばしい香りです。食感もクラストは適度な固さ、クラムはもっちりと仕上げました。
どんな料理にも合わせやすく、パンだけでも美味しく食べられるため、様々な食シーンで活躍します。
美味しさの秘密
独自の製法で多加水
ライ麦生地と小麦粉の生地を別々に仕込むことで、多加水でも重くない生地を作り、もっちりとした食感を実現しました。
100%国産の粉
長野県産の希少なライ麦と、岡山県産と北海道産の厳選小麦を使用。浅野屋の地域農家との繋がりがあってこそ手に入れられた素材です。ライ麦全粒粉がサワー種と相まって、白いパンでは味わえない奥深い味わいを生み出します。
食べやすさの追求
酸味は高温短時間で種を発酵させることで程よい酸味に仕上げ、メープルシロップを加えることでえぐ味や青臭さをマスキングしました。この2点により、食べやすく使いやすいライ麦パンに仕上げました。
商品名:信州産ライ麦のミッシュブロート
価格:税込378円
販売期間:2024年5月15日~
開発者 西澤の想い
「ライ麦パンは思っていたより、食べやすくて美味しい!」と思っていただき、パン食の選択肢の一つになっていただけたら幸いです。
今回は、長野県産のライ麦を使用しております。アップルパイの「りんご」や、夏季の「長野県産のじゃがいも(白いも)」等、生産者との繋がりを大事にした商品を季節に合わせ販売しております。
長野県で出来た素材を使用し、その価値を発信する事は、我々だからこそ提供できる価値です。今後も大事にしたいと考えております。
また、今回使用の長野県産ライ麦全粒粉は生産量が少なく高価ですが、今回は皆さまにライ麦全粒粉の美味しさを提供したいと考え使用いたしました。
理由として、どれだけ美味しいライ麦粉でも需要が無ければ、衰退していきます。作られなくなってしまうことはもったいないことです。「長野県産ライ麦の生産が盛り上がりますように」と、そんな思いも込めています。
浅野屋が生産者とのつながりを大事にし、それを我々のサービス(パンや焼き菓子やスプレッド)に代えて価値を伝えるべき会社で有り続けたいたいと思っています。
今後も皆さまに、長野県を始めとしたこだわりの原料を使用し提供したい。価値と向き合い、商品を通してより多くのお客さまに幸せや新たな発見・体験をお届けできるよう努めてまいります。
おすすめの食べ方・食べ合わせ
もっちりとした食感を楽しんでいただくため、8等分にくし切りにし、焼かずにそのままがおすすめです。
翌日以降であれば、5~6等分にスライスし軽くトーストで。
手軽に食べるなら「有塩バター(薄めに切って冷えた)」がおすすめです。クリーム系のチーズとも相性が良く、パンチェッタと合わせておつまみにも。
開発者西澤のおすすめは、厚めにスライスして「納豆+ブラックペッパー」と合わせてもgood! お気に入りの食べ合わせを見つけてください。
その他のおすすめ食事パン
「ほわもちブレッド」何にでも合わせやすい小麦粉の旨味が詰まったセミハードパン
〝ライ麦に抵抗がある。白パンがやっぱり好き〟と言う方におすすめです。